20210901 08:01 yusocoさま

yusocoさまこんばんは。
この度も読んでくださり、本当に熱量みっしりの恐れ多い感想を本当にありがとうございます……!
メールひとつずつに分けようか悩んだのですがこちらのお返事一件にまとめてしまった方が読みやすいかと思ったのでこちらで頂いたメールにまとめてお返事させて頂きますね^^

ラプラスに羽搏く愛の代償、完結まで追ってくださってありがとうございます。
バレーをする気配のない(笑)侑♀と北が冒頭でなんとなく触れている男同士の北と侑とどう関係しているのか最後まで持って行かないと種明かし出来なかったので前半「???」の気持ちでいっぱいだったと思うのですが最後まで読んでもらえてとても嬉しいです。
男同士の関係が上手くいく話ばかりを書いてきましたが、この令和時代に上手くいかないこともあるよなぁと思い、もしそうなったときに侑はどうするかなと思って出来上がったのがこの話でした。
最後の畳みかけの展開の余韻が残ればいいなと思いながら書いていたのでいい感じに印象的な(でもハッピーエンドの)終わりにできたようで満足です^^
世界観を現実的に寄せつつ少しだけ非現実風に色を付けて映画を意識して拘っているので本当にそう言って頂けてとても誇らしいです、ありがとうございます……!

スキャンダルのようなことがあれば、後輩の人生を踏みにじらないために北は用心に用心を重ね絶対に相手に隙を見せるようなことはしないと思うので、そうするとどうやっても侑と直接会うことは二度と出来なさそうだなと思い……
でも、百年後の来世で侑♀と逃避行した時、侑とかつて行った白川口に行ってしまうんですよね。
結末まで読んでから二周すると色々な答えが見つかるように書いていたので繰り返し読んで貰えて嬉しいです。
色んな形の愛があって、この二人は離れることを選びましたし、それが間違っていたかと言われれば恐らくそんなこともなくて、離れたことで得られた安寧や幸せもあったと思うんですよね。勿論離れなくて済むような世の中になることが一番なのですが。
やっと来世で巡り会えたので、多分この二人はもう大丈夫、なんじゃないかなと思います。

新刊の方も何度も読んでくださってありがとうございます。
「ここだけは絶対にキメたい(見せ場)」っていうシーンがいくつか自分の中であって、そこはものすごく言い回しや展開に気合いが入っているので(笑)、そこを褒めて貰えるのはもう本当に字書き冥利に尽きますね……
無駄な文章は無いように、ひとつひとつの文が全部話を構成する上で何かに紐づくように選ぶことを一番気を付けているので、地の文も会話も気に入って頂けるのがすごく嬉しくて。
全然小説を通して人に何かを訴えようとか思いながら書いている訳では無いんですが(萌えに任せて書いているので)、「一生懸命に生きている二人の生き方」自体に萌えているのでそれを丁寧に書けば書く程大事な物ってなんだろうなって私もすごく色々考えさせられました。
yusocoさんにとって私の書いた本が生きる活力になれるのだとしたらそれは私の妄想してる侑と北がそんな風に生きてくれているからなので(笑)、やっぱり侑と北ってすごいカプだなと思います!
そんなカプに携われてうれしい〜〜〜!って思いますし、本当に私の本を好きと言って頂けて両手で顔を覆ってエンエン泣いてしまうくらい嬉しいです。
なんなら本当にyusocoさんからのメールを頂いて今週の仕事を乗り切りましたので……(大真面目に)

こちらこそいつも熱量いっぱいの感想を本当にありがとうございます。すごく元気をいつも頂いています。これからも何かしら琴線に触れる小説を書けたらいいなと思いながら精進して参りますのでお暇な折に読んで頂けたら嬉しいです。




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