またもやみなさんこんにちは。

人によってはこんばんは。

聞いてください!

以前お話していた苗字名前さんが、お家に遊びにきたんです!

やっと会えました!



「おじゃましまーす…わ!ここリョーマの部屋?」

「うん」

「すごーい…」

「何が?べつに普通じゃない?」

「や、そうじゃなくて!私ほんとにリョーマの家にきたんだなぁってゆう実感!」

「なにそれ」



ふたりでおかしそうに笑いあったあとに僕はリョーマくんの部屋のドアからひょっと顔を覗かせる。

(しあわせそうなフンイキは壊したくないので)

あっ!名前さんと目があいました!



「あ!あの子がカルピン?」

「うん。おいで、カルピン」

「ほあらー」



ちゃんと返事をして2人に近寄りました。

第一印象は良くしとかなければ…。

リョーマくんを好きな人には、僕のことも好きになってほしいですからね!



「本物のカルピンだ!ねぇねぇリョーマ!撫でてもいい?」

「ん。はい」



リョーマくんから名前さんの腕の中へとかわった。

名前さん、抱き方お上手ですね!



「っ撫でたかっただけなのに…!抱っこのしかた合ってる?!」

「大丈夫だよ。カルピン、気持ち良さそう」

「ほんと?」

「眠そうな顔してるし」

「やった!なんか嬉しいな!」



人様の腕の中で眠ってしまうのは申し訳ない気がして我慢してるのに、リョーマくんには見破られてしまいましたか…。

流石リョーマくんです。

だけど、ほんとうに、名前さんが優しく背中を撫でてくれるので本格的に眠くなってきました…。



「…寝ちゃう?」

「たぶん」

「可愛いなぁネコちゃん!」



あぁ…名前さんに、可愛いと、言われて…しまいました ね…。

けど…



「カルピンもかわいいけど、名前の方が可愛いと思うよ」

「ぇ、え!?」



僕も、そう 思います…リョーマくん…。


思いがけないリョーマくんの言葉に驚き、背中を撫でてくれる名前さんの手がとまる。

そして顔を真っ赤にした名前さんをみつめるリョーマくんに撫でられながら僕は深い眠りにおちた。









(起きたら名前さんに遊んでもらおう…)





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