「名前ー、どこですかィ」

「あ、さっき門の前を掃いてましたよ」

「……なんで山崎が名前の行動を把握してんだ。咬み殺されてェのか?」

「みみみみみ見かけただけです!咬み殺されたくないっす!」

「っち」







「名前ー…って、何やってんでさァ」

「あ!沖田くん!」

「………(っち。めんどくせェやつに見つかった…)」

「ちょっと土方さん。俺のもの取らないでくれませんかねェ」

「取ってねーだろうが。話してただけだ」

「どうだか。行きますぜ、名前」

「わ、ちょ、待って!そんな引っ張んなくても大丈夫だよ!?あっ!土方さん、またあとで!」







「いきなりどうしたの沖田くん」

「(誰にも近寄らせたくないんでさァ。なんて言えねェけど、)」


アイツなんかに近付くな


「土方さんに近付くとマヨラー病がうつりまさァ…」

「…ま、まさかぁ!」


(ちょっと動揺してらァ…)

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