3.妄想拡がり放題
「え!?善法寺君と食満って葵寮で同室なの?」
「ああ。お前知らなかったのか?」
葵寮とはうちの大学の男子寮の名前
「知らん!…なにそれ…ガチか?」
食満は攻めで善法寺君は受けということか
「…お前またしょうもない事を…」
「あ?しょうもないとはなに!?イケメンが二人揃ったらそこの間には『×(かける)』がつくに決まってんでしょ!」
「決まってねーよこの変態が!」
「へ、変態ですって!?食満!そんな褒めて…私に気があるの!?」
「なんでそーなる!?」
「二人とも仲良いんだね」
なんか力なさ気に微笑む善法寺君
なんだかわたわた慌てる食満
「そーよね…善法寺君の前でこんな話…誤解されちゃうよね。ごめん。善法寺君…私とコイツ全然なんの関係もないから。ただの高校からの腐れ縁だから!私生身の人間には萌えは感じても恋しないから!」
二人の間は邪魔しないからね!!
困ったような、呆れたような微笑みをする善法寺君
照れてるのですね。わかります。
「伊作…ホントにコイツでいいのか?」
「…あははは…」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ヒロイン腐れてます。
ヒロインの名前使わないようにするの意外に大変w
というか伊作空気…
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