捏造巣山弟登場
最早ギャグです^^笑





「あれ、巣山…?」

いつもと感じが違うけど、あれはどうしても巣山にしか見えない。

「…巣山が向かった方向って逆だったよね?」

さっきまで一緒にファーストフードで話しながら腹ごしらえを済ませてバイバイしたばかり。
別々の方向へと向かったはずなのに、どうして巣山がここにいるんだろう。

「…え」

隣にはフワフワした雰囲気の可愛い女の子。
アレって近くの女子校の制服だよな。
え、嘘でしょ。

「す、巣山!!」

いてもたってもいられなくなった俺は、向こう側の通りを歩く巣山の名前を呼んだ。

「、え」

彼は驚いたように俺を見てきて。
え、何この展開。
修羅場なの!?「私とこの子のどっちが大事なの!?」とかいうあの修羅場なの!?

そんなことを悶々と考えながら巣山を睨み付ける俺に、巣山はあろうことか軽くお辞儀をして隣の女の子と笑いながら去ろうとした。
え、嘘でしょ!?なんで!?

「っ」

俺は携帯を取り出して巣山に電話をかけた。
近くにいる巣山は電話を取るような気配を見せない。
無視をし通すのですかそうですか!!
と憤っていたら電話の向こうから声がした。

『栄口?』
「、え」
『どうした?』

その声は俺から見える巣山が発しているモノではなかった。
片方の手は買い物袋で、そしてもう一方の手は女の子の手によって塞がれていたのだ。
電話を取れるはずがない。

「…な、何で?」
『何が?』
「巣山…浮気しているんじゃあ…」
『え………あ、もしかして…良治?』
「りょうじ…って?」
『俺の双子の弟の良治だろ、多分』

…嘘、でしょ?



***
弟か兄かどっちと双子にしようか迷いました 笑
最早三つ子でも良いかなとか考えましたが…ははん。
続き書きたいですが反響を様子見てみます…
感想頂けたら有り難いです。
少しでも需要あるやつ書きたいですし!


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