※この夢小説は裏となっております。
佳主馬、夢主、高1設定です。














夜に響いた、君の呼び出し。



『佳主馬、佳主馬。窓開けて』


「今日来る予定だっけ?まぁいいけど」




家が隣。
部屋が向かい合わせ。
その幅50センチ。


小さい頃からの幼なじみで、仲がよかったから16年間一緒に過ごしてきた。
中学に上がって、今のままの関係が嫌で。だから僕は思い切って告白した。
今は公認のカップルとして毎日名前を独占してる。

でも名前はどんどん大人になっていってるような気がして、僕は理性と闘う日々。(誰のせいでこんなに苦労してんだと……)

なのに。


「……は?」
『今日だけでいいからさ!泊まらせてくださいなっ!』


理由を聞けば、


『今日お姉(おねえ)が彼氏連れてきて、泊めるみたいでさ!《邪魔だから佳主馬ん家で泊めてもらいな!あんたの彼氏でしょ!!》って言われた』


なんで邪魔なのかな……。あたし部屋から出ないよ?
なんて首を傾げて言われても……。

(そりゃヤるためだろ……)

今まで名前に手を出した事なんてないから、この先なんて知るわけがない。


「名前。その理由、教えてあげる」
『えっほんと?!助か…………んっ』


喋ってる途中だけど、去年まで散々我慢させられたんだから、もう知らない。
今以上に僕でいっぱいにしてあげる。
母さんが綺麗に直してくれたベッドに名前を押し倒す。
名前からはやっぱりいい匂いがする。
(好きを越して愛してるとか。僕どんだけ溺れてるんだろ)














まだ喋ってる途中なのに、佳主馬がキスしてきてそれだけで頭がおかしいのに、今度は(あれ、これ押し倒されたってやつ?)

佳主馬はあたしの首に顔を埋めてキスを落とす。

確か友達が彼氏とヤって気持ちよかった、とかはしゃいでだっけ。
なんていうんだっけ、あれ。
保健の先生もそんなことを頻繁に言葉にしてたような……


『んっ、……か、ずま…なに、』
「セックス、しよっか」
『……!それ、友美も言ってた…』
「友美……?友達の?ま、そんな感じ。気持ちよくなる魔法の行為だから」

またキス。
今度のは長くて、息が続かなくて苦しい。そんな時に口を開けて佳主馬が舌を絡めてくる。

まって
そんなキス、しらない。



佳主馬は相変わらずのすました顔であたしを見下ろしている。
何この優越感に満ち足りた佳主馬の顔。

佳主馬の左手があたしの服の中を滑る。


『んっ……、か、ずま。冷たい』
「こんなんで嫌がってちゃ始まんないとおもうけど」


ブラのホックを外され、胸を直に見てくる佳主馬。


『やだ、やめて。はずかしい』
「だから、こんなんで恥ずかしがってちゃ始まんないんだってば」
『えっ、なに』


右の胸を指で弄られ、左は佳主馬が舐めてて変な感じ。


『んっ、あっ』
「名前って噛まれるのより舐められるほうが弱いんだ」

じゃぁこっちはもっと感じちゃうんじゃない?と不意に足を広げられ、スカートの中に手が入ってくる。
パンツの上から佳主馬に触られ、変な感じが体中を走る。
(なんだろう、これ。いやじゃないんだけど変な感じ)


「名前ってば初めてなのに感じまくりじゃん」
『感じるとか、なにっ』


あっ、と思わず声が出る。恥ずかしい。聞かれたくない。そんな考えばかり頭の中を走り回る。


『ああっ!やめっ……』


おもむろに佳主馬の指が入ってきて、今まで以上に電気が走り回ったみたいだった。


「初めてのわりには感じやすいし、慣れやすいし。ヤりやすいんだ、名前って」


佳主馬は中に入れてた指を二本に増やして、あたしの中を掻き乱す。
その動きにあわせて声が漏れる。



『や……あっ』
「嫌じゃないでしょ。ごめん、もう挿れていい?」
『い、れる?って……なに、を』


返事をする前に、佳主馬は何かを着けて指じゃない大きい何かをいれてきた。


『いたっ、い……!』
「ごめん、がまん、して」


最後まで入ったのか一呼吸置いた佳主馬。
これがセックス。そうか、確かに痛いけど繋がってる。大好きな人と一緒になってる。


「名前、まだ痛い?」
『んーん、さっきより……へーき』
「動くよ」


ゆっくりと、佳主馬が動くに連れてさっきまでの比じゃない快感が巡る。『あっ、あっ』


自分じゃないような声が出る。
口を手で塞ごうとしたが、佳主馬に手を捕まれた。


「声、聞かせて」


佳主馬の額から流れる汗が垂れる。
甘く囁く佳主馬に少しドキッとしてる。

まだそんな余裕なんかないはずなのに。




佳主馬と繋がってうれしいとか思ってる自分がいる。











「ごめん、名前。痛かった?」
『痛かった・・・けど、佳主馬が嬉しいなら大丈夫だよ』
「だよね。名前満更でもなさそうな顔していい声で鳴いてたし」
『はぁッ?!////』











(次はもっと気持ちよくするから)(いいよ、別ッ)(気持ちよかったんでしょ??)(う…)









▼はんせい
桜架さまリクの裏夢でした。
実は初書きです。裏は書いたことがなかったので、文がぐだぐだですね。
すみません。勉強します。


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