※シュラ×雪男要素有り。
きっと私には魅力が足りないんだと思う。
それが今一番思うこと。
高校生とも言えば付き合う回数も積み重なり、好きな人だっているのが普通。いや、普通って言っていいのかわからないけどきっとそれが高校生活、ってものなんだと思う。
私にだって好きな人がいる。
その人はメガネをかけてて、新入生代表の挨拶を見事完璧に成し遂げた。普段から頭もよくて、ましてやモテる。
そりゃあかっこいいし、運動神経だっていいし。気にならない方がおかしいと思えるくらい。
だから敵が多いのだってわかってる。それくらいが燃えるから、逆にいいとも思っていた。だからめげることはなかった。日々ドキドキして、目で追って幸せになる。そんな時間が好きだった。
だけど昨日。
見てしまった。
雪男くんが胸の大きいナイスバディな年上の女性と街先で歩いているのを見かけてしまったんだ。
私にはないものを持っている。というか全て持っていかれたのかもしれない。
私は雪男くんとの共通点は特進科しかないから、きっと、そう。叶わないくらいなものを持っていかれた。
その女性は赤と黄色の髪をしていて、高く結い上げていた。私には恥ずかしくて到底できないような格好で歩いていて、20歳は過ぎてるのかなと思った。
私はとにかくその場を離れたかった。離れて視界から消したかったのが本心かもしれない。
そう考えれば私はいつも卑怯者だ。いつも自分を守るために動いてる。
でもきっとあそこに私がいたなら気づかれたかもしれない。
気づかれなくとしても私はあの場にいるのがつらくなる。どっちにしろ逃げてしまったのは自分自身。そして弱いのは自分自身なのには変わりがないんだ。
自分から恋を捨てたの。もうあきらめたの。もう、わたしには雪男を好きになる資格なんてない。
きっと誰よりも好きだったのに。諦めたらそこで終わりなのが恋ってもんだもんね。
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シュラを出しましたが、雪男は付き合わされてただけです。
シュラみたいなお姉さんがすきです。
ぱふぱふしてほしいです。
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