佳主馬って、どんなやつだっけ。
部屋を出ていった佳主馬に呆然とすること約2分。真っ先に浮かんだのはそんな言葉だった。毎年お盆と正月の大半を佳主馬と一緒に過ごしているけれど、あんなに激しく物を言ったのは初めてだ。まるで、

「告白みたい」

自惚れてしまいそうな自分が恥ずかしい。佳主馬は思ってること出ないもんなぁ…。もう少し分かりやすかったらいいのに、って前も似たようなこと言ってた気がする。そんなに昔のことじゃないのに。とにかくそれは置いといて。これからどうしようか。

「あんな佳主馬初めて…」

一緒にいたい、とか。そりゃ私だって一緒にいたいですけど!?出来ることなら毎日佳主馬と遊んでたいし、くだらない喧嘩だってしたい。あーもう、帰りたくないなぁ。やり残したことはまだ沢山あるのに。花火もやりたいし、もう一回海に行きたい。二人で買い物に行ってアイス食べたりしたい。けれど残された時間は3日。少ない時間だけど、やり残したことは全部やろう、だって今は夏休みなんだもの。
それに、私だって一緒にいたいって言ってやる。やけくそなんかじゃなくて、佳主馬が出ていってからの短い時間でこれだけは本当に思ったことだ。そうと決まれば早速佳主馬の所に突撃しないと。帰る準備もそのままに、私は佳主馬の元へ一目散に駆け出した。



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遅くなりました!相変わらず文章が迷子ですがお許しを…。
私がこの夏やり残したことを夢主に言わせてみました。展開的に何がやりたかったんだお前状態ですがあお姉にバトンタッチ!(やけくそ)

タイトルはフランス語で"君と一緒にありたい"。翻訳サイトさんから引っ張ってきましたが和訳が気に入らなかったのでこちらに変えました、ご了承下さい。

20130901 青谷


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