なつ、まつり、きみと、ぼくと





『やっほー!佳主馬!OZばっかやってねーで祭り行こーぜ祭り!』


「つばささん?何その格好…」




OZの事件も無事に?終わり、オレは元の世界には当分戻れなそうだからどうしようってなってたんだけど、しばらくはここにいてもいいのよ、って陣内家みんなが言ってくれた。
「だって一緒に戦った仲間だろ」なんて言われたらそりゃあね、オレだってその場で泣いちゃうよ。

ということでしばらくここに居させてもらうことにして、最近ではヅラをかぶることもなく、地毛で過ごしてる。だって佳主馬があった時から好きだって言ってくれた髪だから。




「なんで祭り…?」

『いやあ、最近OZのこともあって疲れたじゃん?息抜きに、ど?』

「てか僕のこと連れて行く気満々だよね」



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