似た者同士
翌日。
「昨日、高田汐と島崎怜に会ったんでしょ?」
「ああ、うん。一緒に飲んだよ。あとおはよう有美ちゃん」
マネージャーが会うなり俺に質問してきた。
なんで知ってるのっていう質問は喉の奥にいく
「どうだった?」
「どうだったって…普通に楽しかったよ。うん。」
妄想しまくって疲れたけど
てかどうした急に。
「何かされたりしなかったの?」
「何かって…?」
「なにかあるでしょ。」
「いや、だから…。」
「早く質問に答えなさい」
「ひっ…!」
なんか怖い!
いつも以上に怖いんだけどこの人意味不明!!
『バンッ』て机が悲鳴あげたよ!
「何かってなに!?」
「むしろ何もなかったなんてありえないでしょ!?」
「はあっ!?」
いやいやいや
何言ってるの本当に
なんか、え、テンション高いっていうか…
ノリが俺と同類なんてイヤイヤイヤ
そんな事考えただけで俺の命が飛ぶ
「いや、まあ、えぇ…?」
「酒を一緒に飲んだんでしょ?」
「い゛っ!有美ちゃんひどいっ!」
顔が命の俺の顔を叩きやがった!
こんなマネージャーいるちょっと!?怖いよおお!
目が早く答えろ。でないと殺す。って言ってる
こわっ、え、まじこわっ
何かあったって何を言えばいいんだ?
されてビビったことを言えばいいのかな…
「 の、ノリで押し倒され…」
「・・・」
「…たり、え、っと匂い嗅がれたり、いや酔ってたし。」
「…………へえ、そうなの。まあ、楽しそうでよかったじゃない。」
「・・・うん・・・?」
気のせいか息が荒い有美ちゃん
気のせいだよね。いや、そんな。
普通だし。今普通の有美ちゃんだし。
……。
よくわからないや。
そして、そのまた次の日
大好きなサイトが更新されててwktkした状態で読んでみたらまさかの甘甘展開で毛根が吹っ飛んでった。
総受け…!しかも無自覚て…!
収録の打ち上げでの話っていうのがまたまた共感できて感動
やっぱり結構近い人だったりするのかなあ。
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[mokuji]
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