*おまけの佐幸*
・朝・
「おはよー、てか早く食べないと遅刻だぜ?俺様用あるし、先行くね」
・昼・
「やっぱ、これからは自分の教室で食おーと思って。ここ(新聞部室)誰も来ないけどさ、何があるかも分かんないじゃん?だから、明日からは旦那も、まーくんとかと食べてよ」
・夕・
「あ、先帰ってていーよ?今日はじっくり買い物したいし。待たせちゃうから」
・夜・
「おやすみー」
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「………」
「やー、誰かさんにアドバイスもらってね?俺様の旦那への態度が、規格外だって。んなこと続けりゃ周りにバレるの時間の問題で、何より旦那に嫌われちゃうってさ。俺様、それだけは絶対嫌だから、改めようと思って」
「………」
「えぇ?違うよ、怒ってんじゃないってば。旦那が大事だから、俺様もよく考えたわけ。うん、別に気にしてないし、二人でコソコソ俺様のダメ出ししてたことなんて。俺様にも相談せずに、あいつのために破廉恥覚悟でキューピッドやろうとしたこととかも。全っ然気にしてないから」
「………」
「ほら明日も早いんだし、部屋戻って。俺様ももう寝るよ」
「──…」
「え、何?」
「…あれは、政宗殿に『のろけ』ては悪いと思って、話を合わせたのだ…ダメ出しなどでは……」
「…………」
「…………」
「──そうなんだ」
「うむ…」
「じゃ、」
「……しい」
「だん…」
「来年は、お前は学校にいない……今からもう寂しくてならぬ。だから、せめて昼だけでも一緒にいたいのだ。朝や夕方は我慢するから。…俺は佐助とともに食うのが何より好きで、お前の料理の感想をいち早く伝えたくて──佐助?
…さ、佐助ぇっ!?」
壁に頭をぶつけ始めた彼を何とか引き剥がすと、次に来たのは謝罪の嵐と、数々の愛の囁き。
その後、治るどころかひどくなった彼の様子に、忠告者は戦慄したが、
(…ま、『礼』にはなったみてーだな……)
と、無二の親友の増した笑みに、ポジティブで行くことを決め込んだのだった。
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‐2012.6.22 up‐
お礼&あとがき![](//img.mobilerz.net/sozai/72_w.gif)
※タイトル(文中色付き二題)は、景様運営の【biondino】様から拝借。
景様、相互ありがとうございます!
「佐幸+小政前提で、仲良し蒼紅のガールズならぬボーイズトーク、バカップル等」という素敵なリクネタ頂きましたのを、見事に爆破してしまいました(T∀T)
他にもコメして下さった、蒼紅は百合っぷる並みに仲良しで、「何であんな奴と?」や「うちは堅物で、お前らみてぇにイチャつけねぇ」から、全部妄想させて頂きました。結果、これです(泣)
小政、絶対違うなと思いながら(汗) でも、リク下さって本当に嬉しかったです!無知だけど、自分なりに妄想して愛を注ぎました。
ずぇったい、景様の好みの政宗様じゃないだろうことだけが、誠に申し訳なく…!
景様、こんな奴で土下座ものですが、これからもよろしくお願いします。
本当に、ありがとうございました。