シンデレラより…@

戦国長編とは全く別物の、戦国世界。しかし、それはほとんど無関係な、特殊パロ。

佐助の些細な想像から、「シンデレラ?」劇が始まります。
かなりふざけており、終わり方もひどい。これぞカオス。三・家・小十が、何か積極的。政宗様はいつも通り。幸村、少し乙女?


幸村総受け。佐・親・政・三・家・幸・官・吉・金・小十。(出番はまちまち)

ギャグ…のつもりですが、黒かったり、武器使ったりしてるので;

とにかく、会話がほとんどです。散乱文。
ホント、暇潰しにでも読んで下され…(><)


Aに続き、最後にお題全文載せてます。













時は戦国──(全然関係なし)


佐助と元親で、南蛮ものの童話について、ダベッていました。


「シンデレラ」だと、その配役は、

シンデレラ…いつき
姉二人…かすが・お市
母親…濃姫
父親…宗茂
魔法使い…まつ
王子…


「──って感じかな?って。ウチは女性が少ないから…でも、なかなか合ってるっしょ?特に、意地悪なお姉」


『サクッ』

(佐助の後頭部にクナイが着地)



「…母親が魔王の嫁なら、父親は魔王なんじゃねーの?」
「だって、イメージじゃねーもん。父親は、母親より弱い感じじゃなかった?シンデレラの助けになんない」(←早くも復活)

「なるほど。で、王子は?」
「それなんだよなぁ、問題は。王子みたいな、上品で気品があるっつったら…やっぱ、竹中のダンナ?」

「そーだなー。それか、毛利や石田でもイケんじゃねーか?全員、性格は難ありだけどな」
「だね(笑)てか、権現さんもありかもね。爽やかだし」


「Hey、Hey、黙って聞いてりゃ…。王子に最も相応しいのは、この俺をおいて他にいねーだろーが」

奥州の殿下登場。


「だいたい、シンデレラの配役からしておかしいだろ。このサイトは真田受け至上なんだ、そこはmy sweet honeyに決まってんだろーがよ」


シンデレラ…幸村

(中略)

王子…政宗
ネズミ…佐助


「…誰が誰のスィート?つか、何でわざわざネズミにまで配役、しかも俺様ってのは?(笑+怒)」
「お前にピッタリだろ。変身しても、馬か御者どまり」

「ねェ、殺っていい?良いよね?右目のダンナいないし、見てる人いねぇし」
「俺がいるって…落ち着け」


「そういう話(真田が出る)なら、私も出てやろう。西軍の大将として」

「じゃあ、ワシは東軍の大将として」

凶王&権現登場。


「いえやすぅぅぅ!貴様は全く関係ないだろう!貴様に王子など不似合いだ!白タイツなぞ、履く前に大破するに決まっている!」

「照れるじゃないか三成。そんなに褒めても、何も出ないぞ?」

「──ああ。私が出してやるから、構わない(血、内臓、魂など)。さぁ、覚悟するが良い…!」

「ちょっとちょっと、そんな理由で天下決めんで下さいよ。つぅか、アンタらが王子やんなら、鬼のダンナのがまだマシだよ(前言は撤回)」

「ひでぇ。俺、これでも外人顔なのに」

「Ha!じゃ、公平にコレ(あみだ)で決めよーじゃねーか!」

「他にも参加させよう(ライバルにならん奴を)」


──あみだくじタイム──


結果は…(シンデレラは幸村として)


姉二人…政宗・三成
母親…家康
父親…官兵衛
魔法使い…刑部
王子…金吾


「あははは、ナイスキャスティング」
「喜劇だな」

「「「………」」」


ということで、始まり始まり〜













「ユキデレラ、俺(政宗)のドレスは仕上がってんだろーな?明日だぞ、武闘会」

「あに…ね上、武闘会じゃなく、舞踏会でございまする。…それが、お金が足りず布が買えませんで…」

「Huーm。じゃ、ねぇのか」
「あの、お金を頂けたら、すぐに…明日には間に合うかと」

「Ahーもう良いぜ。このドレス、着っから」
「えっ、あの…!?」


脱がし脱がし


「ちょっ、政宗殿、台本と違っ!」
「アドリブっつーヤツだよ。俺、機転利くから」

「おおお金さえあれば、ドレスはすぐにご用意致しまする!何卒ご勘弁をっ!!」

「金なんざなくても、愛さえありゃ良んだよ…。こんなドレス、お前の前じゃボロきれだぜ。お前はな、何も着てねぇときが一番」




──『ザックリ』


(姉Aの頭に、大型手裏剣の髪飾りが装備されました)




「えー…と、『まぁ姉上、よくお似合いでございまする。姉上こそ、何も身に着けないのが一番お美しゅうございますよ。明日は、その髪飾りと赤のお化粧に、真っパで行けば、優勝間違いなしでござろう』」

「Hu…そーかそーか、thanks。とりあえず、こいつをくれた、優しいドブネズミ様に礼して来るわ。土産にネズミの丸焼き持って帰っからよ、猫に喰わせて遊ぼうぜ、Hahaha!」



──暗転──



親「(初っぱなから…)まぁ良いや、次次」











「ユキデレラ、私(三成)のドレスはどうなっている」
「あの…それが、お金が足りなくて、布を買えませんで。頂けたら、と…」

「そうか。…少し待っていろ」
「あ、はい…」

でも気になるので、コッソリついて行く。



「み、三成ぃっ…うぐぐ…」
「さっさと逝け。全財産を私に渡すと、しっかり明記してからな」

「ち、父上ー!姉上、何を!?」

姉Bの手から、何とか父親(官兵衛)を救出。


「原作無視して、せっかく生き延びたってのに…」
「そうですぞ、姉上!父上まで苛めないで下され!」

「最初から、そのつもりで生かしていただけだ。金を受け取れば、こんな家に用はない。お前と二人、どこか穏やかな土地で…」

「あ、姉上…」
「ゆ、ユキデレラ、騙されるな…そいつは、父上である小生を手に、」



『 斬 首 』



「──父上は、心を長く患っていてな。どうか一思いに、と懇願されて…。お前には、辛いものを見せてしまったが」

「そうだったのですか…(これも、『あどりぶ』というやつなのだろう…恐らく)」



…………………



親「んなワケあるかぁ!こんな恐ろしい童話、あってたまっかよっ」

三「しかし、原作は割と残酷な描写もあるのだろう?鳥に、目を抉られたりだとか」

佐「へー…そうなんだ?ちょうど良かったよ、俺様、烏持ってるから。そんなの朝飯前」

親「とりあえず逃げろ、石田ァ!!」



──暗転──



親「(まだ続けんのかよ…)」


続きます。

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