▼ *拍手文佐幸の、その後の小ネタ
2013/04/02 17:24
※エイプリルフール小話佐幸の、派生小ネタ。微下ネタ?ギャグほのぼの、しょうもないやり取り。調子に乗る佐助。
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幸村は、とことん美味しく頂かれました。去年と同じく翌日疲労困憊で、ご機嫌ななめ。佐助がまた満足そうにへらへらするので、悪態はついてもついても尽きない。
「そんな旦那が、絶対俺様を褒めたくなるクイズ思い付いた〜♪」
「なに…?──ふんっ」
決して褒めるものかと、幸村はぐるると喉を鳴らす。タオルケットを頭から被り、全身を包むように体育座り中。
その姿は、威嚇する獣というより毛を逆立てる猫にしか見えず、佐助はそれにも、にへらにへらと萌えているわけだ。
「問題!『破廉恥が大嫌いな旦那なのに、毎回あんなにエロ可愛くて絶倫になるのは、何故でげはァッ!!」
「それはお前だろうが!」
「…ちょ、いきなり投げる(←バスケットボール)とか…」
「仕方なかろう、動けぬのだから。誰かのせいで」
ははは…と佐助は苦笑いし、「まぁまぁ聞いてよ」と、
「──は、何故でしょう?』次の三択から答えてね。
@俺様のテクが超絶上手いから
A旦那が実は淫乱だから
B旦那が俺様に心底惚れてるので、心も身体も悦んでしまうから」
「な、なっ…!」
幸村は頭を沸騰させ、ぐぬぬぬ…と佐助を睨み付ける。佐助は、「さ〜、褒めて褒めて♪」と笑顔全開。
くっ…と、幸村は唇を噛み締め、
「答えはAだ!@とBは、決してない!」
「……Aっ?」
これには、佐助もびっくり。
幸村は布団に倒れ込み、そっぽを向いた。
ちょっと苛め過ぎたかなと、佐助はやや焦り始める。最も不名誉なAを選ぶしかないほど、憎たらしく思われたのだ。冗談では済まなくなるかも…
「ご…ごめん旦那、冗談だから」
「………」
「だんなぁ〜…」
「………」
「え?」
「………」
「…ごめん、よく聞こえないんだけど…」
「──ッ、何度言わせるのだ!」
幸村はガバッと顔を出すと、いたたまれないように眉を下げ、
「だから、『今日こそは四月一日であろうが』とッ……」
「ってぇことは、つまり!」
俺様が超絶上手いのはまごうことなき事実だけど、旦那もそれ認めてくれてて、かつ旦那は俺様に心底惚れてるから、身も心もとろけちゃう、ってことだよね!?
おれさま、大・感・激ッ!!!
「聞こえておったのではないかぁぁぁ!!ぅぉぉおのれという奴はァァ…」
「そっちが言ったんじゃん、今日こそがエイプリルフールって。…はぁもう、旦那可愛すぎ」
結局、幸村は二日連続で召し上がられ。
別のエイプリルフール佐幸話と同じく、お館様は二夜続けて上杉家へ行かざるを得なくなりましたとさ。
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お付き合い感謝です^^ しょーもなやり取りすいません。武田家の真の実権は、きっとオカンのもの。
てか、@AB全部正解でも良いかなとか。※その場合のやり取り↓
佐「…ぜ、全部って……え?」(驚)
幸「………実は、」
『佐助を思い、一人で致したことが……』
真っ赤な顔で、佐助を思いながら自慰したことがあると告白。
その後の佐助の反応は、書かなくてもお分かり頂けるかと…
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