03あの日から溺れて

「あっ、ああん……っっ」

『気持ちいいですか? 綾菜先生』

「う……ん──気持ちいい……」

『先生って、ホントに乳首好きの変態ですよね』

「ち、が……あんんっ」

『そんなこと言って……涙目じゃ説得力ありませんよ? ──可愛いです』

「んんっっ」


 願わくば、もっとあなたに攻められたい……。


 けれども、決してその願いは叶わない。
 しかし──それでも、思ってしまう。
 どんな形でも、またあなたに溺れたいんだ、と。


「あん……っ」


 脚を最大限に広げ、期待で溢れた液体が分泌する場所に指を入れていくと、孤独な女の部屋に粘着質な水音が響く。
 そのまま、単調に指の出し入れを繰り返しているうちにお尻に液が伝う。


「あ、あァンっっ」

『すごい量ですね……相変わらず淫乱で……エッチな体』


 同じ体勢が飽きた私は今度は四つん這いになって、下から膣を攻める。
 すっかり大きくなったクリをやや強めに摘むと、ぼたぼた水滴が落ちる。


『いい眺めですよ、先生。物欲しそうにヒクヒク震えてる穴がよく見えて』

「アッ、あァっっ、気持ちいいよぉ……っ」

『あー、はいはい。気持ちいいでしょうねえ』


 私の中の凌君はいつまでたっても言葉責めをやめない。
 それと相まって、指が止まらずにクリを刺激し続けたまま、派手にイってしまうのだった。

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