05意地悪されて…

「もう、乳首は勃ってきました?」

「うん……っ」


 パット部分を下ろして見せると、凌君の表情が一瞬だけ変わる。


「ホントにビンビンですね。自分で触ってるだけなのに」

「だって、成瀬君が見てるから……」

「俺に見られてるだけで、そんなになっちゃうんですか?」


 意地悪に言葉で責められ、だんだん下半身が湿っていくのが判る。


 正直、凌君に触ってもらいたいのに、早く下半身を触りたい。


「あっ……、ん」


 乳頭を指で弾き、自分のその思いを打ち消す。


 普通だったらこんなに感じないのに、今日は鈍痛がいつもよりよく感じる。


「乳首をそんな感じに触られるのが好きなんですか?」

「あ! うんっ……指で触られるの、好き……っ」

「そうなんですね」


 私の中で気分が盛り上がってきたので、そろそろ下半身に移動しよう。


「か、下半身も触っていい……?」

「いいですけど……、ちゃんと広げて見せてくださいね?」

「そんな……恥ずかしい……」


 口ではそう言うけど、本心ではそんな意地悪をされて悦んでいる自分がいる。


「昨日だって、俺に見せてくれたでしょ? 綾菜先生の涎れ垂らしまくってるお口を」

「やだ……言わないで……っ」

「だったら、ちゃんと見せてください」

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