『失礼します』




殿様にでもなった気でいるのか、プルコーギは部屋に敷かれた布団にドカリと座り、手招きでゆなを呼ぶ。

ここはプルコーギが遊女を抱くために使用している部屋…油断をすれば自分の処女が奪われかねない。




『ご指名ありがとうございます』


「硬い挨拶はよい、仲良くしようではないか」




部屋に足を踏み入れたゆなは、花を掠める甘い匂いにキョロキョロと部屋を見回す。




「良い匂いだろう?ワシのお気に入りの香だ」


『えぇ、とても』




ゆなはにこりと笑い、プルコーギに気付かれぬよう体内のチャクラを乱す。

この香は間違いなく幻術香。忍術の使えないプルコーギが遊女達を幻術にかけることが出来たのは、この香のおかげだろう。




「さぁ、こっちにおいで」


『…っ』




プルコーギに抱き寄せられたゆなは反射的にプルコーギを突き飛ばしてしまい、慌てて彼の手を握ると先程遊女達がやっていたように上目遣いで甘える。




『ごめんなさい、その…こういうの初めてで…』


「そうか、初めてなら優しくしてやらないとな」




ニヤニヤと下心丸出しな笑みを浮かべ、プルコーギはゆなの首筋に舌を這わせた。






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