『色任務…ですか…』
「あぁ」
火影室に呼び出されたゆなに下されたのは、初めての色任務。
その詳細の書かれた紙を手にしたゆなは綱手の顔を見て三度目の確認をする。
『色任務…ですか…』
「さっきから何度確認すれば気が済むんだ!」
同じセリフを繰り返すゆなに痺れを切らした綱手は音を立てて机に両手をつき、怒鳴りながら立ち上がる。
『だってエロ任務ですよ!?しかもこの私に!!』
「エロ任務言うな!お前ももう十八だ、特別上忍になったことだし、そろそろ色任務に行ってもいい頃だろ」
『それはそうですけど…』
「色任務と言っても、今回はお前が想像しているような任務じゃない」
綱手は体を触らせたり抱かれる必要はないと言うが、色任務という言葉に抵抗のあるゆなはぶぅたれる。
『…わかりました』
あまり乗り気でないゆなだが、任務として下された以上拒否する訳にもいかず、ゆなは渋々承諾した。
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『色任務かぁ』
待機所に戻ったゆなは任務の詳細が書かれた紙に目を通す。
ターゲットは遊郭街のとある店の常連客。その男は裏で禁薬を売買しているらしく、最終的には組織ごと壊滅させるようだ。
『エロそうな顔…』
ターゲットの写真を確認したゆなは率直な感想を述べ、情報が漏洩しないよう灰皿の上で写真と紙を燃やす。
「お前に色任務なんか出来るのかよ」
『!…びっくりした』
誰もいないと思っていた待機所で突然サスケに声をかけられ、ゆなは思わず肩をビクつかせる。
『出来ますよ、特別上忍ですから』
「処女なのに?」
『なっ!しょ、処女なんかじゃありません!』
「へぇ…」
動揺し目を泳がせるゆなの様子にニヤリと笑ったサスケは、ゆっくりとした足取りでゆなに近づく。
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