「ちょっと顔貸しなさい」




ゆなに声をかけたのは、先日彼女を呼び出した三人組のくノ一。


ゆなは黙って彼女たちの後を歩き、人気のない演習場へとたどり着く。




『一体何がしたいんですか?』




ゆなは自分に向き直ったくノ一に問う。


自分を呼び出し毎回脅しのような文句をぶつける彼女達の行動の意図がゆなにはわからなかった。




「何度言ってもサスケ君から離れないから、今日は体でわからせてあげようと思ってね」




女は鞘から刀を抜き刃先をゆなに向ける。




『(そうきたか…)』




ゆなとて伊達に男の多い忍世界で特別上忍まで上り詰めた訳ではない。中忍三人程度の相手なら一人で十分に務められる。




『先輩方、あなた達はあたしには勝てませんよ』




歳は下でも、ゆなの積み重ねた努力や経験は彼女達より遥かに多い。


ゆなは女達の攻撃を次々と受け流していくが、下手に怪我をさせる訳にもいかず埒が明かない。


そんな時、どこからかゆなの足下に一本のクナイが突き刺さった。






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