「どっちだ」
『みぎぃ…』
今にも眠ってしまいそうなゆなを何とか起こしつつ道案内をさせるゆな。
しかし彼女の意識は既に眠ってしまっていたようで、辿り着いたのは見覚えのある一軒家。
「………」
そう。この俺、うちはサスケの家だ。
「…はぁ」
カカシにでも家の場所を確認すべきだったと反省しつつ、今更引き返す事も出来ないためとりあえず家に入る。
時刻は23時を回っており、おそらく家族はみな寝静まっている頃だ。
「おかえりサスケ」
玄関を開ければ、背負われたゆなを見てあらあらと嬉しそうに頬に手を当てる母さん。
こんな日に限って家族全員大集合で起きてやがった。
「そちらのお嬢さんは?」
母の期待を裏切り申し訳ないが、ゆなが後輩であることとカカシが悪ふざけして酔わせたことだけを説明して自室に向かった。
「ゆな、とりあえず着替えろ」
ベッドに下ろしてやれば少し目が覚めたのか、力なくトロンとした目でこちらを見上げるゆな。
『…脱がせてぇ』
「犯すぞ」
「犯すぞですって、先輩やらしぃ〜」
「………」
キャハハと笑いながら再び眠りにつくゆな。
サスケは金輪際ゆなに酒を飲ませまいと心に誓った。
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