藤の花の家紋の家で準備を整える事となった愛梨達は、宇髄から遊郭に潜入するにあたって事の経緯を聞く。
「とんでもねえ話だ!!」
話を聞いた善逸は、自分の嫁探しのために部下を利用するなと天元に怒鳴りつける。
「はあ?何勘違いしてやがる」
「いいや言わせてもらおう。アンタみたいに奇妙奇天烈な奴はモテないでしょうとも!だがしかし!鬼殺隊員である俺たちをアンタ嫁が欲しいからって…」
「馬ァ鹿かテメェ!!俺の嫁が遊郭に潜入して鬼の情報収集に励んでたんだよ!!定期連絡が途絶えたから俺も行くんだっての」
「…そういう妄想をしてらっしゃるんでしょ?」
「クソガキが!!」
天元に嫁が三人いるというのは紛れもない真実であり…
吉原に鬼が潜んでいると勘付いた宇随は客として内状を探ったものの鬼の尻尾は掴めず。三人の嫁に遊女として店で働くことにより、客よりももっと内側に入ってもらったのだと説明する。
しかし天元の嫁達はある時を境に連絡が途絶えてしまい、彼の嫁である須磨、まきを、雛鶴を探し出して鬼の情報を得るため女性隊士が必要だったのだと言う。
「はぁあああ!?嫁…さ、三人…っテメエ!!なんで嫁三人もいんだよざけんなよ!!」
「つーか嫁もう死んでんじゃねーの?」
「!!」
鼻をほじりながら言う伊之助に炭治郎はまずいと思ったが、炭治郎よりも早く天元が動き伊之助の腹に蹴りを入れる。
『要するに、遊郭に潜入して宇髄さんのお嫁さん達を探せばいいんですね』
「そういう事だ。って事でお前らこれに着替えてこい」
天元から女物の着物を手渡され、愛梨達はそれぞれ着替えに行った。
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