私の好きな人には、忘れられない人がいる。
「不死川くん、あんまり無茶しちゃダメよ」
「うるせェ」
二人は恋人同士ではなかったけれど、彼が彼女に惹かれていたのは確かだ。
「胡蝶…」
一度だけ、彼女の墓の前で涙を流すあの人を見た事がある。
その時の彼の背中を見て確信した。彼の隣に私が並ぶ事はない。今までも、これからも…
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