もとい余談

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 雑技団《nicher’s-circus》のキャラバンの行き先は、海辺の古びた城下町。ナターシャは、一人の青年を見つける。
 何かを選ぶということは、何かを捨てるということだ。
 何かに勝つということは、何かが負けるということだ。

 パウル・クレーの絵画「選ばれた場所」をもとにした、一人の少女が選ぶ場所の話。

 ファンタジーと言いつつ不思議なことは何一つありませんが、雰囲気は割合ファンタジック、な、筈です。多分。

※注意
 時代設定が古く治安が悪い為、奴隷と暴力行為が描写されます。ご注意下さい。

   ◇ ◇ ◇

 以上が、不肖管理者が学生の時分に考えた前口上になります。
 この小説は以前、「小説家になろう」様にて掲載させていただいていたものです。文もキャラも若い。未完のまま放置プレイしていたものを下げ、こちらで完成させたいと思います。
 以下、製作にまつわる小話になります。読まずとも、本編を楽しんでいただくにあたって全く支障はございません。
 パウル・クレーの絵画「選ばれた場所」は、このようなものになります。
 Noimage

 そして、この絵に着想を得て作られた曲が、「選ばれた場所」――福島弘和氏作曲の、金管八重奏(吹奏楽曲)です。(リンク→からYoutubeに飛べます)
 私事ですが、学生時にトランペットを担当し、この曲でアンサンブルコンテストという大会に出ました。この小説を書く切っ掛けになったのがこの曲で、そこから絵にたどり着いた、という形です。
 つまりこちらは、二次創作の二次創作。
 ただしあくまでも、版権に引っかかるような表現は一切使っておりません。もちろんオリジナルです。個人的なイメージ画像がパウル・クレー氏の絵画であり、個人的なイメソンが福山弘和氏の楽曲であるという、ただそれだけの話であります。

 もし良かったら、元ネタの曲も聴きながらお読みいただければ幸いです。

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