豪炎寺は俺の憧れだった。
初めて豪炎寺のシュートをみたときからずっと。





憧れの君





俺はふと、家路を歩く豪炎寺に言ってみた。


「なぁ豪炎寺」

「ん?」

「俺お前とサッカーできて良かった」

「……なんだよ、急に」


サッカーが上手くて妹思いで
俺たちがピンチになるといつも助けてくれた。

みんなそんなお前を頼りにしるし、俺もお前みたいにみんなに頼られるキャプテンになりたいといつも思ってる。
まぁ、そんなこと恥ずかしくて言えないのでまとめて言ってみた。
けど上手く伝わらないみたいだ。


「んー……言ってみただけ?」

「なんだそれ」

豪炎寺は困った顔していつもみたいに優しい目をして笑う。

豪炎寺のこの顔好きだなぁ…


「なぁ円堂」

「ん?」

「俺もお前とサッカーできて良かったよ」

「!?な、なんだよ急に!」

「ははっ!俺も言ってみただけだ」

豪炎寺が笑いながら歩く背中を見てなんでか胸が苦しくなった。




それは本当に憧れですか?






なんかちょっと甘酸っぺー豪円を書きたくて