「…」
「…レッド」
ただいまふたりでベッドのうえで向かい合って座ってるわけですが。
「…」
「…レーッド」
レッドは眉間にシワを寄せて、しかめっ面で一生懸命に手を動かしている。
「…」
「…レッドさーん」
「…っ、う、るさいっ」
そんなレッドを口元を緩めて見ていたら、レッドがむっとしたようにおれを睨んできた。
だけどその頬は赤くて、手の動きはたどたどしい。
「まだ?」
「…っ、もういっこ…」
にやり、と笑って聞いてやれば、レッドは赤い顔でおれのシャツの最後のボタンを外してくれた。
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