朔
宿した約束事を
吐き出せないまま
時間が終わった
闘いに敗れ朽ちる
体の汚れを
星に照らされて
愛の言葉も
罵倒すらも溶けて
この身から
すり抜けてゆく
いつか話した
果ての世界に
運んで行けるかも
分からないまま
いつか会いましょう
互いに忘れあった頃に
心が姿を変えて
今が死んでも
いつか会いましょう
互いに忘れあった頃も
きっと変わりない
言葉が生まれる
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