*捏造注意!
「君は、さ。何時だって情に篤い奴だったよ」
何だ何だ、いきなりの昔話か!
「君の発言一つで空気は変わっててさ。まぁ、みんな引いてただけなんだけど」
無視か!なかなかのドS!
「まぁ、そんな発言が多い君でも、分かる人には分かるんだろうね」
なお私を無視するか!貴様もやるな!
「レンレンもそうだけどさ。何でみんなそうなんだろうね」
ほらほら、貴様には鞭をやろう!
「平気な顔してさ。何時も自分の道を突っ走ってるのに」
受け取らないときたか!ドSめ!
「君は、仲間思いなんだ」
……聞こえてないのだな。
「だから、君は戦ったんだね」
仕方ない。次に会った時に土産は渡すとしよう!
「君の最期、視られなくてごめん」
青鬼院蜻蛉。享年24歳。
人知れず――命を落とす。
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蜻蛉と残夏の享年が同じ歳なんですよ。
蜻さまがどんな風に亡くなったのかはみんな知らなくて、残夏が蜻蛉を『視る』事が出来なくなって死を知った、ってな感じを妄想。
逝く前に残夏に会いに来たけど彼には見えなくて……みたいな。
いつかもうちょっと長めの話を書きたいかもしれない。
20121123
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