「アリババ君」

「ん?どうした、アラジン」

「ううん。何でもないの。呼んでみただけ」

「そうか?本当にそれだけか?」

「……ねぇ、アリババ君」

「どうした、アラジン」

「今、僕とても幸せな奴なんだ」

「へ?」

「このシンドリアで過ごしていて、魔法を学べて、良い先生がいて、シンドバットさんは面白くて、モルさんやアリババ君と修行を出来て」

「うん」

「みんなと一緒にいられる僕は、これ以上がないくらい、とても幸せな奴なんだ」

「うん」

「アリババ君」

「なんだ、アラジン」

「僕、とても幸せだよ」





それを、君に聞いておいて欲しかった






**********

突発的に書いたマギ。
友人との萌え語りでテンション上がった結果です。
雰囲気で書きました。


戻る
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -