語録
世界観
人間だけが幸せに暮らす世界ではない、他の種族がいる世界。
魔族と人間が長い間戦い続けて、数千年。
魔族は魔力を使い、人間は知恵を使い戦い続けている。

現世
誰もが平和に、穏やかに暮らしている世界。
小さな不幸はあれど、全体は平和で幸福に満ち溢れている。

魔国
魔力が要になる国。
個々が強い力を持っていて、魔力が強いほど髪や瞳の色が濃い色になる。
魔王は代々力を受け継ぎ、魔王にしか使用することができないものや力が多々ある。
夜や朝、昼などがはっきりしておらず、朝は薄暗く、いつのまにか真っ暗になっている。
太陽がない。
秩序が保たれていて、治安が良い。

人国
武力と知恵が要になる世界。
個々は弱いが、武器や知恵で対応し、魔族と渡り合うことができる。
王族は色素が薄い。
黒薔薇は不吉なものとされ、黒色も忌み嫌われている。
朝と夜の区別がはっきりとしていて、太陽はある。

狭間の森
停戦中のみ魔国と人国の間に現れる森。
停戦が開けると荒れた土地になる。
森の中には影というものがいて、魔族にも人間にも襲いかかる。


狭間の森にある泉。
唯一影がはいることのできない場所。
魔族も人間も入ることができる。
泉には伝説があり、その伝説は両国とも同じもの。
泉の真ん中に、廃れた神殿のようなものがあり、4つの柱が残る。

泉の伝説
泉が神子を呼ぶ。
呼ばれた神子は様々な力を持っている。
その力は世界を統べるもので、神子を手に入れたものしか得ることができない力である。
その力は平和のために使われることを前提とされている。
両国に伝説が残っていて書物なども残っているため、王族などは特に信じている。

神子
泉に呼ばれた、様々な力を使える者をさす言葉。
神子と交わると大きな力を得るとされている。
神子の体は妊娠することができない者(男性やそういった種族)でもすることができる。
魔界や人国でもまれに神子が生まれることがあるが、大体は異世界から来たものが神子になることが多い。
神子は唯一無二の存在。
人国では王と同じ、魔国では魔王より下の、立場になる。
あらゆる人を引きつける香りを持つ。

香り
嗅いだ者により、その人を引き付ける香りになる。
神子の体の特質の1つ。
普段から香るわけではなく、気持ちが高ぶると香る。

泉の秘薬
泉の4つの柱の中にある大きな木からとれる液体。
500年に1度しか作ることができないが、魔族にしか効かず、人間は重要視しない。
量はかなりとれるもので、子供を作ることのできない魔族や、魔王の伴侶に使用する。
神子はあらかじめ子をなすことができるようになっているため、秘薬を使うと『確実』にできるようになる。

魔王の伴侶
魔王は代々、魔王としての様々な力を受け継ぐ。
先代の魔王と愛し合った者(伴侶)との間でしか、次の魔王は生まれない。
伴侶はあらかじめ決められていて、そのものには体のどこかに黒薔薇の模様が浮かぶ。
魔王には伴侶の存在がわかり、伴侶が誕生した時に感覚でわかる。
伴侶の誕生時に黒薔薇の庭に建物を増やすことができる。

黒薔薇の庭
初代の魔王があつらえた、伴侶のための薔薇園。
広さはどこまでも広く、ところどころ建物が建っている。
魔王以外の魔族からは伴侶の墓と呼ばれているが、魔王と伴侶しか入ることしかできない。
伴侶も、魔王との愛が成立した時からしか入れない。
伴侶の墓と呼ばれるのは、初代の魔王の伴侶が初代よりも先に死に、その伴侶のためだけにあつらえたことによる。
次期魔王に受け継ぐ際に、自らの建てた建物とともに城を移るため、現魔王の庭に見える建物は、ただ見えるだけとなる。
そのため、黒薔薇の庭も自らが建てた建物から約500メートルほどの範囲のみ行き来できる。


黒薔薇の印
魔王の伴侶になる者に付けられた印。
黒薔薇であることには変わらないが、形や大きさ、数は様々で魔王の力に反映されるといわれている。
印が出る場所は人による。
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