てにす | ナノ
×



シンデレラの劇をする事になりました。配役を決めているようですね…


「王子ってガラじゃねーだろ」
「ガラじゃないって言うならどの役にも当てはまりませんよ」
「えぇー、王子だって!王子様だよーおーじおーじおーうーじぃー」
「うぜぇ!」

「ラビくさい」
「ラビにおいます」
「イジメ?!」

「…王子でしょ?」
「ぜってーちがうって」
「あんなパッツンより僕の方がはまり役です」
「えー、神田だって!私がお姫様なら王子は神田しか居ないでしょう!」
「姫じゃねーし。継母がお似合いさー」

「ラビにおう」
「ラビくさいです」
「またソレ?!」

「大丈夫ですよ。僕が王子なら姫も様になります!」
「どーゆー意味だよ!」
「アレンで様になるんだったら俺でだってお姫様にくらいなれるさ!」
「さっきと言ってる事違う!」
「それは、ユウが相手役だった場合の話さ!」
「神田に王子は無理です。相手役は僕でいいじゃないですか」
「それも反対!ここは俺だって!超はまってるさ!」

「神田はんたーい」
「ユウはんたーい」

「(神田に王子はやらせない、か)…あ、なら私、王子役やりたい」


「「はぁ?!!」」

「それで、シンデレラは神田に任せる!反論は許しません」


「(…)…じゃあ僕、義姉役やります!」
「俺も義姉役ー」
「神田がシンデレラ…私、継母役やるわ!」
「あれ、リナリー何時の間に…」
「でも、あの神田が女性役なんてやりますかね」
「ユウだろ?…望み薄すぎるさー。お姫様にしとけば?俺王子な」
「…今から神田 説得してくる!」
「聞いてないし」

「まぁ、僕 義姉役なんで…ラビが相手だろうと神田だろうと関係ないですけど…」
「あら、私は継母よ?義姉なんてどうにでもなるわ。」
「(2人が黒い…!!)」

「「王子が誰になろうと」」

((イジメ倒す…!))


お姫様に近づく者は誰であろうと、容赦なく制するという暗黙の掟が今、2人の心を一つにした…(意味不明)

教団内の文化祭


「でね、シンデレラは神田になったんだよ!」
「やるわけねえだろ」
「…ですよねー…」


魔法使い→コムイ