てにす | ナノ
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宍「跡部、もう出てきてもいいぞ」
跡「ああ、…世話をかけたな」
忍「しっかし…目立つん好きな癖に、いざ女の子に囲まれて逃げるなんて…」
宍「激ダサ…」
忍「チキンやなぁ…あぁ、スマン。ヘタレか」
跡「フン。…あんな女共に好かれたって…とにかく、女に縁のねぇお前等には一生解んねえだろうよ」
忍「ちょお待ち。宍戸よりは縁あるで。俺と自分のツートップやんなぁ…」
宍「ちょっ、俺だってなぁ…」
跡「とにかく、だ。俺様は女なら誰でもいいってわけじゃねーんだよ、アーン?忍足とは違ってな。」
忍「人をタラシみたいに言ってくれるなぁ。まあ、そーゆー事にしといたるわ。」
跡「チッ…俺はもう行く。お前等凡人と違って俺様は忙しいからな。」
忍「はいはい」


宍「ったく、何だよ跡部のヤロー。折角取り巻き連中からかくまってやったってのによぉー。」
忍「照れとんのや。素直に礼が言えへんのや」
宍「はあー(溜息)…激ダサ」 

***

女「あっ!跡部様ぁ〜vvV」
跡「アン?」
女2「キャァー跡部様よぉぉぉ〜!!!」

えー嘘ー何処何処ーキャー跡部様ー

ドタバタドタバタ…

跡「だ…誰か…くそっ誰もいねえじゃねえか!」
女生徒達「跡部様ぁぁあぁあぁぁキャァァァァァァー!!!!」

ドタバタバタバタ…

跡「うわっ…くっ、くるな、俺様に近づくんじゃねぇぇ!
やっ…こ、…こないで!イヤァァァァァァ……


ガバッ


「っ、ハァ、ハア…ハッ……ハ…、ゆ、夢か…ハァ…」



べー様は…


なんていう夢をみてしまいました。私が。跡部が女性恐怖症みたいな。多分、学プリで(千石ルートで)千石が跡部を匿うってイベントがあったんで、もしかしたらそこから…。