S×R SSS | ナノ


ハットリといっしょ2


「2年も会えなくて寂しかったよハットリ!!」
「ポッポー…!!」
「おい誰だお前」
「あ、どうもすみません…初めまして、ハットリとカクと同郷のごんべと申します」
「なんだこいつらの知り合いか…(ん?)」
「あぁもう会いたかったよハットリー!!」
「クルッポー!!」
「わしは無視かー?ごんべ」
「カクも久しぶりー!!」
「ワハハ!!変わらんのーごんべは」
「まあね!よしじゃあハットリデートしようデート!!」
「ポー!!ポッポー!!」
「すみません今お昼休みですよね?ちょっとハットリお借りします!!」
「あ?お、おう…」

(どこ行こうかー、おすすめある?)
(クルッポー!!)
(………)

「……なぁカク」
「なんじゃパウリー」
「あれは…ルッチだよな」
「?何を言っとるんじゃ?」
「いや…(危ねぇもう少しでルッチの本体が鳩だと本気で思っちまうとこだった…!!)」





「へぇぇ、ハットリってここに住んでるんだ!!」
「クルッポー!!」
「やっぱりというかなんというか…シンプルだねぇ」
「ポー!!」
「でもお昼休みなのにご飯食べに行かなくてよかったの?」
「ポー…」


「ごんべ、なんでお前がここにいる」

(それを聞くために連れてきた)





「そうじゃったか、おじさんとおばさんが…」
「うん。だから島を出ようと思って…その時ちょうど、カレー…ガルー…?「ポッポー!」あ、それそれ、ガレーラの船大工になるっていって出てった二人を思い出したの」
「(あれ今鳩と会話…?)お前…なかなか大変だったんだな」
「そんなことないよパウリー。私これで結構たくましいから大丈夫!ハットリとカクもいるし!!」
「ポッポー!!」


「…なぁカク」
「なんじゃパウリー」
「あいつと話してるとルッチの本体が鳩に見えてくるのはおれだけか?」
「慣れじゃよパウリー」


「なんでここにいるかって?そんなのハットリに会いたかったからに決まって………ごめんなさい、裏町での情報収集担当として送り込ませました」
「…そうか(こいつ長官を脅したな)」






もういっちょ続きます。


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