名古屋に帰るようです == == == == == 数少ないオトモダチの声が出なくなると…… 結論 『いつも通り構い倒すようです』 「フェリド、私名古屋帰るから」 じゃ、と言って屋敷を立ち去ろうとするソラ。 フェリドは慌ててその腕を掴んで止めた。 「ちょっと、もう帰るの? それよりもう声出ちゃうんだ」 つまらないな、とは言えない雰囲気だった。 「帰るけどなにか?声が出るけどなにか? 構い倒されるのは飽きましたけどなにか? そろそろ名古屋の密告者の首落としに行きますけどなにか?」 「ぁー……そう…」 いってらっしゃい、と言うしかなかった。 == == == == == == == == == == それから暫く、名古屋市役所前には夜毎に生首が晒されていたとか…。 ← | |