名古屋に帰るようです
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数少ないオトモダチの声が出なくなると……



結論

『いつも通り構い倒すようです』















「フェリド、私名古屋帰るから」


じゃ、と言って屋敷を立ち去ろうとするソラ。

フェリドは慌ててその腕を掴んで止めた。

「ちょっと、もう帰るの?
それよりもう声出ちゃうんだ」

つまらないな、とは言えない雰囲気だった。




「帰るけどなにか?声が出るけどなにか?
構い倒されるのは飽きましたけどなにか?
そろそろ名古屋の密告者の首落としに行きますけどなにか?」




「ぁー……そう…」

いってらっしゃい、と言うしかなかった。


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それから暫く、名古屋市役所前には夜毎に生首が晒されていたとか…。

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