02
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「それじゃあ……ぼくたちこれからデートだから…」




金木と董香を見れば信じ切った顔をしている。

「どこがデートなの……。
ただ飲みに行くだけでしょ」

用事を終えた2人は店を出る。

「…じゃあ、不具合があったら持ってきて」

「良い夜を、お二人さん」

ウタと共に夜の街に消えていく。










「似合ってたね、カネキくん」

「うん…」

少し考え込むようにしているウタ。

「どうかした?」


「……いや、何でもない…。
カネキくんも大変になりそうだなって…」


((黒で構成される街))
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「えぇー!!もう渡した!?」
「うん…」
「あたしも見たかったのにぃ!!」
「あ、写メあるよ」
「実物じゃなきゃ意味ないわよ!」
「そういうモン?」


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