軍属のユウ
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4年後
東京・渋谷



ドゴッ

壁が割れ、バケモノが出てくる。

と同時に、2人の人間も。
彼らは優と同じ服を身に纏っている。


「クソッ…」

「"ヨハネの四騎士"か…!!」


その時、突っ立っている優を見付ける。

「百夜優一郎二等兵!?
こんな所で何をしてる!!早く逃げ…」

「はっ、逃げる?」

優はその言葉が嫌いだ。

「何言ってんだ。
俺は吸血鬼に復讐するためだけに生きてんだ」

腰に提げた刀を抜く。





「だったらこの程度のバケモノ…殺せなくってどうすんだよ!」





ヨハネの四騎士に駆けていく。

そして一刀両断。
自分の何倍もあるバケモノを一撃で倒してしまった。


「あのバカ、また命令違反を…!」



((問題児二等兵))
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「お前は何度言ったら分かるんだ!?」
「ちぇ、……倒したんだからいいじゃないすか」
「っお前はこの間も…!
いいか!?俺たち軍人には協調性というものがだなーー…」
「(うげー、また始まったよ)」


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