契約のギ
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「さーてここだ」

グレンが開けた扉の先には…。

「なんだここは…」





「お前が一番欲しがってた、最上位の鬼神を封入した武器が集まってる部屋だよ」





何体もの鬼の像が並んでいた。

その前には儀式陣。

「最上位の…鬼……。
じゃあこれがありゃ吸血鬼を狩れんのか」

それは優の実力次第だと答えるグレン。

「でもこれはお前の腰の剣と同じ…」


「そうだ、此処にあるのは希少な"黒鬼"シリーズだ」


早速始めようと提案する。

「だらだらお前らに付き合うほど俺も暇じゃねぇんだよ」

優は契約の儀式のやり方を聞く。

「好きな武器を選んで儀式陣に入れ。
武器に触れたら自動で契約の儀が始まるようにできてる」



鬼に負けなければ力が手に入る。

負けたら人喰いの鬼になるか鬼の力に押し潰されて死ぬ。





「俺はずっとこういうのを待ってたんだよ。力を手に入れて、家族を…ミカやルカを殺した吸血鬼共を皆殺しにする!

俺はそのためだけに生きてたんだ」




((俺に力を寄越せよ、クソ鬼が!!))
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「え、なにお前。契約の仕方もしらねぇのか」
「あぁ?ンなもん知るかよ」
「はぁ?授業で習ったろーが、頭にクソ詰まってんのか?」
「ンだと君月!?てめー喧嘩売ってんのか?あ"?」
「上等だこらぁ"!」
「ははは、何だか恒例企画になってきましたね」


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