![]() == == == == == 「さーてここだ」 グレンが開けた扉の先には…。 「なんだここは…」 「お前が一番欲しがってた、最上位の鬼神を封入した武器が集まってる部屋だよ」 何体もの鬼の像が並んでいた。 その前には儀式陣。 「最上位の…鬼……。 じゃあこれがありゃ吸血鬼を狩れんのか」 それは優の実力次第だと答えるグレン。 「でもこれはお前の腰の剣と同じ…」 「そうだ、此処にあるのは希少な"黒鬼"シリーズだ」 早速始めようと提案する。 「だらだらお前らに付き合うほど俺も暇じゃねぇんだよ」 優は契約の儀式のやり方を聞く。 「好きな武器を選んで儀式陣に入れ。 武器に触れたら自動で契約の儀が始まるようにできてる」 鬼に負けなければ力が手に入る。 負けたら人喰いの鬼になるか鬼の力に押し潰されて死ぬ。 「俺はずっとこういうのを待ってたんだよ。力を手に入れて、家族を…ミカやルカを殺した吸血鬼共を皆殺しにする! 俺はそのためだけに生きてたんだ」 ((俺に力を寄越せよ、クソ鬼が!!)) == == == == == == == == == == 「え、なにお前。契約の仕方もしらねぇのか」 「あぁ?ンなもん知るかよ」 「はぁ?授業で習ったろーが、頭にクソ詰まってんのか?」 「ンだと君月!?てめー喧嘩売ってんのか?あ"?」 「上等だこらぁ"!」 「ははは、何だか恒例企画になってきましたね」 ← | → |