Nobody knows - 2/2
こんにちは。
引き続き【切ないデート企画】をお送りしています。今回は第2弾で、相葉さん。 「無理せずゆっくり休んで、今は自分のことだけを考えていなさいよ!」というエールと、アイバカ隊長であるニノミーヤへの(過ぎた)誕生日プレゼントですね! (↑ どれひとつとして、テンションと内容が一致していない不思議さ。)
出会った時から既に“親友の彼女”だった主人公ちゃん。 そんな長く報われない片想いに終止符を打つ為の、遊園地デートです。
本当は2人っきりの方がいいかなー、とも思ったのですが、“相葉雅紀”というキャラクターを推し通す為にも、周りにそれを知る人がいた方が良かったし、何より主人公ちゃんと彼氏が仲良さそうにしている脇で無理しているのが、非常に切なくていいな、と思ったのでこうなりました。 ……こう書いちゃうと、なんて酷いんだ!とも思いますが。いじめっこか、私は(笑)
相葉さんの内容が決まったのは、たぶん2番目ぐらいです。 【切ないデート】というコンセプトを考えた時に、相葉さんだったらこういう感じだろうな、と思いました。 片想いで、でも気遣いで周りが見えすぎているから、相手に特別な誰かがいた場合、自分にも周りにも嘘を吐けるだろうな、と。 トゥルカラのEp. 14のあとがきでも書きましたが、いざとなったらそれが出来てしまう人だというイメージがあります。 本人はそう思っていないのかも知れませんが、凄く自虐的な部分がある気がするのです。
だからこそ、今まで自分の気持ちを抑えてきたし、最後の最後で「“良い友達”だった?」なんて、再確認するように訊いています。 訊く前から分かっていることを、敢えてその人の声で聴こうとするのは自虐さがある故です。 たぶんこの人、それが余計に自分の心を壊していることにさえ、気付いていないのです。 だから、主人公ちゃんに“サヨナラ”を告げたはずの最初と最後のシーンでも、“相葉雅紀”であろうとしています。
今回のお話は前回のニノミーヤと違い、時間が随所で変わっていて、少し分かりにくいかもしれませんが、大丈夫でしょうか? 冒頭と最後のバス停でのシーンが現在進行形で、その後はその日の遊園地だったり、高校時代の時だったりと、過去のことになります。 個人的には、主人公ちゃんを自分のパーカに入れて雨の中を走って行くシーンと、冒頭と最後のシーンが好きでした。 この2つのシーンが、話を思いついたきっかけでしたので。
というわけで!!
始まる前は不安だけど、やると絶対にいい仕事をする(しているはずの)相葉さんのお話は終わりです(笑) 今回のお話、約5000字。今までで、一番長い1ページになりました。 因みに今までで一番長かったのは、約4800字で、未だ更新出来ていない王子の短編の1ページです。 ← 今更ですが、当サイトのお話は1ページが非常に長いです。大丈夫なのか、これ…(苦笑)
(‘◇‘)「だいじょうぶじゃね?もうなれたとおもうよ、そのながさ」
そうかなぁ…。 なんだか今回、それを改めて感じました。読むの疲れるだろうに、本当に申し訳ないです。 更新が遅くなっていることにしろ、お付き合いして頂けていることに、日々感謝ですね。ありがとうございます。 そして、心から相葉さんが快方へと向かうことを祈っております。
無理するんじゃないよ、相葉。
(.゚ー゚)「ご心配なく。きちんと見張っていますんで」
さすがニノミーヤ(笑)! それでは、また次回!
2011. 7. 2
Natsu
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