2013/06/30
ワクワク学校2013初日レポートA


続きです。



【王子のチャリンチャリンの授業】


「こんばんは。サマースプラッシュ!櫻井です」

そんな、まだ言います?的な挨拶から始まった、王子の授業。
個人的にはグッズで既に授業名は分かっていたので、王子がお金に関する授業をやるというのは、イメージ的に攻めてていいなぁ、と思いました。今の政治にも、大きく影響するところだしね。
ま、お金を指で弾いてテーマを発表するところは、なんかカッコつけすぎじゃね?と思ったけど(笑)(でも、それについて拍手されて「あ、ありがとうございます」とちょっと照れたのは良かった。←)

「僕の授業ではお金について、お金儲けについてやっていこうと思います」
(食い気味に)「ありがとうございます!!」
(お客さん爆笑)
「ありがとうございます、二宮くん。学んでいきましょう!(笑)」

自分の授業が終えたばかりなのにも関わらず、前のめりで授業に参加するニノミーヤ。
すぐに王子が、観客席に「お金儲けしたーい!という人ー?」と挙手させるのですが、メンバーはもちろん、誰よりも勢いよく「はい!はい!はーい!はい!」と手を挙げて返事をしていたのは彼でした(笑)。他3人も中途半端ながらに手を挙げてはいたけど、完全にニノミーヤの勢いに押され気味。
なんなの、このブレないキャラクター設定は(笑)

ですが、ニノミーヤほどお客さんたちは正直じゃないので、ちらほら挙げつつも、ちょっと躊躇いがち。すると王子から、日本ではお金儲けという言葉のイメージは悪いけど、海外では義務教育の過程でちゃんと学ぶことなんです、と説明が。
決してお金儲けは悪いことではないのです、と前置きをした上で、「じゃあ、まずは付けられている値段。価値について学んでいきましょう」となります。

「どっちが高いか!お金クーイズ!」

ということで、クイズタイム。学校にあるもので、どちらの値段が高いのかクイズで学びます。
まずは、「A:綱引きの綱/B:体操マット」の二択。メンバーは、末っ子2人がA、天然2人がBとの回答。
それぞれ理由について、「体操マットは枚数があるし、それに比べると綱引きの綱は、普通学校では1本しかないじゃないですか」と自分なりの持論を発表するのですが……、

「体操マットは、体操マットでしかないと思うんです、僕」
(お客さん失笑)
「ちょっとごめんなさい、相葉さん(笑)」
「何?どういうこと?説明して?(笑)」

誰もが「何言ってんだ相葉ww」となる中ちゃんと聴いてみると、「綱引きの綱は素材とかを考えると、他の物にも使用されている可能性があるじゃないですか。漁に使われる紐とか。でも、マットの素材はマットでしかないんじゃないかな、って」、ということらしいです。

「なるほど。綱引きの綱は他にも使われてるだろ、ってことね。それに比べてマットは…、」
「マットでしかないと思います、あいつは!(笑)」

相葉ならではの持論の展開に、お客さんもずっとクスクスと笑い続けていました。
そして、「もういい加減喋ろうか?(苦笑)」と言いたくなる智くんにも、王子が理由を訊きます。
なのに……、

「じゃあ、体操のお兄さんもやってた大野さん。理由は?」
(戸惑い気味に)「っ、歌のお兄さんなんですけど…」
「えっ!?あ!!ごめん!」

と、ガチで王子が間違えたせいで、そのまま智くんが理由を答えることは無く、正解発表へ…。
正直、私は顔が引きつった。後で智くんに「なんだよ、自分だってドラマに出たくせに…」とか何とか言われればいい。←

気を取り直して正解発表。正解はAの綱引きで、末っ子2人が正解!綱引きは7万円、マットは2万7千円だそう。
ここで気になるのは、さっき色々と語っていた誰かさんw

「ということで相葉さん。残念ながら、綱引きが正解です。綱引きの綱は、漁にも使われていない特別な麻なんです(笑)」
「綱引きの綱も、綱でしかないんだなぁ…」
(↑超寂しそうw)

若干テンション下がり気味の相葉を余所に、2問目へ。2問目は「A:跳び箱/B:鉄棒」。
年長年少の2人はA、にのあいはBとの回答。ニノミーヤは相葉と一緒だったことで、「はずれたー!」と早々に諦めモード(笑)
もちろん、2問目も理由を訊いていきます。まずは、さっきは王子のせいでスルーされることになった←智くん。

「跳び箱は形が特殊だから、繊細に作られてるんじゃないかな、って。だから、高いと思います」
「なるほど」
「だって鉄棒なんて、棒と棒をくっ付けただけでしょ?」
「っ、いや!あれはあれでちゃんと手間をかけて作られてるんですよ?(笑)」

何とも雑な智くんの言い方に、思わず鉄棒のフォローをする王子。
そんな跳び箱派に対して、鉄棒派のニノミーヤの意見は、「学校に一つしか無いでしょ?俺、そんなに鉄棒が乱立してる学校見たことないよ?」と、もっともなお答え。因みに鉄棒は3つセットで1つだそう。

「それにね、ほら!校地代もあるでしょ?ね!?」
「校地代も入ってるんですか?」
「いえ、校地代は入っておりません(笑)」
「あ、入ってないんですか。そうですか(笑)」

お客さんにも拍手でどちらが高いか答えてもらいますが、毎回微妙な差。正解は、こちらもAで跳び箱でした。跳び箱は16万、鉄棒は15万とのこと。
智くんの言った通り、跳び箱は全て手作りで、作れる人も日本で100人、完成するのに1カ月、素材のニレの木も特別なものだそうです。
全2問のクイズを終えて、全問ハズレだった相葉は、「金銭感覚がまるで無いんだなぁ…」とテンションはだだ下がり。それに対して、「落ち込むなよ!まだ始まったばっかだよ!(笑)」と兄ちゃんが慰めに(笑)
櫻葉兄弟は、相変わらずカワユイ(はーと)


そんなクイズを経て、物の価値とは、安全性や時間のかけ方など、様々な理由があって付けられるものだと王子。
「円」という字を拍手だと考えると(一昨年のパチパチの授業にも繋げたのかしら?)、お金は手にするものというより、作ってくれた人に対してあるものなんじゃないか?と。

そこで、1本50円の色鉛筆に、どれだけの人が関わっているかVTRで確認することに。
色鉛筆を形成する人たち22人、芯を形成する人たちに30人、芯の原料を掘り出す人に中国で12人、持ち手の木である伐採にアメリカで12人、その持ち手を整えて日本に出荷するのに中国で26人。計102人もの人が関わっていることに、お客さんはもちろん、他4人も驚き。
因みに最初の色鉛筆を形成する工場がニノミーヤの家の近くの工場だったらしく、VTRで流れた瞬間「あ!知ってるここ!!」と、別な意味でも驚いていましたよ〜。

「つまり、お金儲けっていうのは、“これを売って儲けてやろう、ケッケッケッケッ!”っていうものじゃないんですね」
(王子の無駄な演技と声色にお客さんザワザワww)
「スミマセン、もう1回いいですか?(笑)」
「“これを売って儲けてやろう、ケッケッケッケッ!”」
「ふふふ!(笑)」
「ごめんなさい、2回やってもウケてないんで進めていいですか?(笑)」

なんかよく分かんないおふざけもありましたが(笑)、これにて王子の授業はまとめへ。
お金を払うということは感謝をすること。そこにある価値に対して、正当なお金を払うことで、貰う方も、また別な人に対して良い仕事が出来るようになる。
ちゃんと働き、稼ぎ、払う。そういう感謝の連鎖が、本来のお金の在り方だということ。

最後の言葉は、「お金が繋ぐ、感謝の連鎖」


全体的に見て、他の4人と比べるとあっさり終わってしまった感はあるんですが(たぶん、メンバーが大きく関わって進めていく形態ではなかったから、だと思われる)一昨年の授業にも通ずる部分があったり、深読みしてしまうと、ここ最近ある嵐さんのチケット問題だったり(苦笑)、色んな事を考えさせられる内容だった気がします。まあ、どういう風に彼の授業を受け取るのかはそれぞれ、ですが。
でも、家族ゲームの後なので、正にここからは“想像力”な気がします。どういう意味と理由があって、彼が今回のテーマに決めたのか、私もちゃんと考えたいです。



ということで、王子の授業でした。
続く!








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