mai tai 3

‐おまけ‐

「……ケーキ、確かに頼んだけどさ」


双子がテーブルの上にある、苺やチョコのバラ、ピンクの蝶で飾られているケーキを呆然と見つめている。
その手にはラッピングされた酒の箱やその他諸々。
推定25年分祝うつもりか。


「これ力入れ過ぎだろ」

「これ凄いんだよ?切ったら中も変わってるの」


こっちはにこにことしているのに、双子の表情は固い。


「どうした?」

「なんだこの格差は」

「俺等の時は普通のケーキ……」

「ああ、分かった。今度からデビルズケーキでもザッハトルテでもタルトレットでも作るから。ナパージュもやっちゃうからしょげるな!」



***
なまり様のサイトが一周年&20000hitということで、企画をしていたのでリクエストをして頂いてきました。なまり様宅の鈴姉とうちの子です。
双子さん、本当にわざとじゃないんだよ!話の流れ的なものだよ!
うちの子が謝ってそうです。
鈴姉の料理レベルが半端なさすぎて…!うちの子に料理教えてください←
デコレーションは任せろ、うちの子、手先は器用だから!+(・ω・´)
管理人的に半魔=手先器用って思ってます(笑)
なまり様、無茶なリクエストに答えていただき、本当にありがとうございました!

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