狼とうさぎの1週間 24

リアラが夕食に出す付け合わせのポテトサラダを作っている時だった。

「えーと、コショウコショウ…あ。コショウの補充しないといけないんだ」

味をつけようと調味料置き場に手を伸ばすが、コショウの瓶が空っぽなのを思い出した。
ディーヴァは鍋に入った煮込み料理をかきまわすのを止めてリアラに向き直った。

「確かさっき詰め替え用買ったと思うけど…」

「「………」」

リアラとディーヴァは顔を見合わせた。

「ちょっと行ってくるよ」

「お願いね」

ディーヴァは詰め替えコショウと空瓶を手にキッチンから出ていった。

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