Precious Girl 3
『綺麗だ』
珍しくハモった双子の声。
「わっ・・・私・・・こんな可愛い服・・・着れない/////」
初めて着た今までにないスタイルの服。
「照れんなよ、服だけじゃなくてリアラも可愛いぜ?」
「あぁ、お姫様みたいだ」
「やめてってばっ/////」
「髪も結ってやろう」
バージルはリアラの髪を梳く。
「メイクもな!」
「え?え?」
「今日はどこかに出掛けるぞ」
「うぅっ・・・この格好で!?恥ずかしい/////」
初めて、女の子らしい服装をしたリアラは、恥ずかしい気持ちでいっぱいだった。
「たまには悪魔退治なんて忘れて、気分転換に出掛けるのも大事だぜ?」
「そっ・・・そうだけど・・・」
「心配するな。よく似合っている」
ダンテにメイクをされ、バージルに髪をアレンジしてもらい、可愛い服をお召になったリアラは恐る恐る鏡の前に立つ。
「わっ・・・/////」
初めてのファッションに身を包んだ自分の姿に、思わず「可愛い」と呟いてしまう。
「さてと、行きたいところはありますか?お姫様」
ダンテはリアラの右手を握る。
「どこでも付き合ってやるぞ?」
バージルは左手を握る。
今日の双子はまるで自分をお姫様のように扱ってくれる。
そして、そんな自分は今まさに本物のお姫様みたいだ。
「行きたいところ、じゃあ・・・・・・」
『了解』
双子は笑顔でリアラと一緒に事務所を飛び出した。
***
『Fantastic Life』のゆいにゃん様より、相互記念小説を頂きました。
『夢主と3双子のほのぼの』でリクエストさせて頂きました。こちらの長編ではバージルが出ることがない&ゆいにゃん様が長編で双子書いていらっしゃるので、こういう組み合わせも見てみたいなあと思ってリクエストさせて頂いたのですが、うちの子のことで喧嘩する双子がかわいいし、二人に振り回されているうちの子もかわいい!双子が一緒に暮らすと喧嘩は日常茶飯事でしょうね…(^ ^;)
設定や小説を読み込んでくださったようで、魔獣化の設定使って頂けて嬉しいです!(*^^*)逃げるために魔獣化か…それは使えそうなネタですな(笑)けど、双子に魔力を抑えられて半獣化止まり…双子恐ろしい…(笑)
着替えはせめて自分でさせてあげて!(笑)ここにこちらのダンテがいたら、着せ替えは楽しんでそうですが、双子が服脱がすのは怒るでしょうね…(笑)
ゆいにゃん様、ありがとうございます!改めて、これからよろしくお願いします!
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[mokuji]
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