happy summer! 9

ビーチバレーをやるために全員集合した後、どうやってチームをわけるかという話になった。
いろいろと話した結果、じゃんけんに勝った人・負けた人でチームをわけることになり、公平をきすため、この中で一番強い二代目が審判をやることになった。じゃんけんの結果、リアラ・髭・初代の勝ち組チーム、若・バージル・ネロの負け組チームになった。
審判になった二代目が尋ねる。


「ルールはどうする?」

「15点先取でいいんじゃないですか?あと、収集がつかなくなるから、技を使うのはなしで」

「そうだな、そうするか」


すんなりとルールが決まり、みんなが配置についたところで、若がある提案をした。


「なあなあ、ただ勝負するのもつまらないから、何か賭けようぜ!」

「お、いいな。何を賭ける?」

「負けたチームが勝ったチームに飲み物奢るってのはどうだ?」

「それいいじゃん!じゃあ、負けたらジュース奢りな!」


一気に盛り上がりを見せる中、二代目はネット際に立つ。


「始めるぞ」


その一言に、ぴん、と空気がはりつめる。
二代目は手を上げる。


「始め!」


二代目が手を降り下ろすと同時に、半魔達の真剣な試合が始まった。

[ 27/220 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -