▼ その後 5 ポウ…「!」突然、鏡が魔力を纏い、表面が光り輝き始めた。波打つ鏡の表面。そして、映った姿は…。「ーっ!」見覚えのある、薄いティントグリーンの髪。そして、自分と同じように見開かれた目。もう、会うことはないだろうと思っていた人。鏡の向こうの彼女が、口を開く。「貴女は……っ!!」「…久しぶり」また、会えたね。嬉しさに涙を流し、リアラは笑った。