コラボ小説 | ナノ
 その後 5

ポウ…

「!」


突然、鏡が魔力を纏い、表面が光り輝き始めた。
波打つ鏡の表面。そして、映った姿は…。


「ーっ!」


見覚えのある、薄いティントグリーンの髪。そして、自分と同じように見開かれた目。もう、会うことはないだろうと思っていた人。
鏡の向こうの彼女が、口を開く。


「貴女は……っ!!」

「…久しぶり」


また、会えたね。
嬉しさに涙を流し、リアラは笑った。