コラボ小説 | ナノ
 6日目 17

しばらく大空散歩を楽しんだあと、リアラは後ろに首を回してひと声鳴いた。


(スピード、少しあげようか?)

「えっと…リアラお姉ちゃん、何だって?」

「ああ、少しスピード出すか、だとさ。確かにこれじゃ、メリーゴーランドレベルだもんな…」

「あたしはこれくらいがちょうどいいと思うけど…。じゃあ、少しスピード上げてもらってもいいかな?」

(了解♪)


そのディーヴァの言葉に、ゆったり進むことをやめ、徐々にスピードを上げるリアラ。
先ほどと違い、色の残像を残して流れていく景色が楽しかった。