コラボ小説 | ナノ
 5日目 3

「ふぁぁ…。はよ、リアラ」

「あ、お、おはよう…」


どこかぎこちないリアラに、ダンテも首を傾げる。


「なあ、リアラどうしたんだ?」

「あたしにもわかんない…」


困ったように首を傾げるディーヴァ。リアラはといえば、どこか困ったようにこちらを見ては調理を続けている。
しばし考え込むと、ある考えに辿り着いたのか、ダンテがニヤリと笑った。


「ははーん、そういうことか…」

「?ダンテ、そういうことって?」

「まあ、ちょっと待ってろ」


そう言うと、ダンテはこちらに背を向けているリアラに近寄り、耳元で囁いた。