コラボ小説 | ナノ
 4日目 57

帰宅してお風呂タイムも終わり、寝る時間まで思い思いの時間を過ごしている時だった。
リアラはそろそろ寝ようかと、ダンテと話しているであろうディーヴァを呼びに行った。
ダンテの部屋にいるようだ。
扉には隙間が開いており、2人の話し声が聞こえてくる。
リアラはドアノブに手をかけるが、聞こえてきた話に動きを止めた。


「最近ディープキスしてないだろ?させてくれよdarling…なあ……」


吐息混じりのかすれ声で、ダンテがディーヴァに迫っているようだった。
本当ならばすぐに離れるべきだったのだろう。
見るつもりだってなかった。
なのにどうしてだろうか。
何かに導かれるように、吸い寄せられるように、リアラはその開いた隙間から見てしまった。