コラボ小説 | ナノ
 4日目 46

髭もディーヴァもため息を吐き、どうしようもないことを言いはる若に呆れた。


「みみっちい…。細かいこと気にするんだな、お前…」

「しかたない、ダンテだもん」

「どーゆう意味だよオッサン!ディーヴァ!!」


プリプリ怒る若だが、それをガン無視して髭もディーヴァもリアラの服装を見る。
いつものリアラならば恥ずかしさから選ばないようなスカート。
ディーヴァはその端をつまんで、ニコニコ笑った。


「きゃ、ディーヴァちゃん!つまんで持ち上げちゃだめ!」

「ごめんごめん。でもパンツ見えるほど持ち上げてないから大丈夫だよ。えっとね、これ2人でコーディネートしたんだよ〜かわいいでしょ?」


パンツは見えなくともなんか恥ずかしい。
ディーヴァはこんなことをする子だったのだろうか?
いや、きっと若に影響を受けたからに違いない!
許すまじ、若…。
リアラは若をひそかに睨みつけた。


「へえ、なるほど。かわいいよな。嬢ちゃんが来るまでもその話をしてたんだぜ」

「そうなんだ。あ、嬢ちゃんじゃなくていいよ」

「じゃあ、ディーヴァだな」

「うがーっ!!お前ら無視すんな!」


無視された若がプリプリ怒鳴る。
だがそれもアッサリ無視して会話は続けられたのだった。