コラボ小説 | ナノ
 4日目 20

「何々?なんか騒がしかったけどどうかした?」


スカートやブレザーの裾からレースをフリフリとちらつかせ、制服に身を包んだディーヴァが下に降りて来た。
ニーソックスから伸びる生足とスカートの黄金比率…絶対領域。
ブレザーの上からでもわかる、階段を降りるごとに揺れ動く豊満な乳!


「おおお、相変わらず太陽のように眩しいな、ディーヴァ」

「ダンテ、眩しいって?」


きょとーん、と首をかしげるディーヴァと、なんとなく若の考えていることがわかったリアラ。
リアラはその背中を苦笑と共に小突いた。


「ディーヴァちゃんが来る前まで、私の世界のダンテと鏡越しに会話してたの」

「え?どうゆうこと!?」


よくわかっていないディーヴァに、学校に遅れてはいけないと、手短に説明する。
ディーヴァは羨ましそうに口を尖らせた。


「えー!いいな、いいな…。おひげダンテとあたしも会いたかったな〜」

「おひげダンテって…変な言い方するなよディーヴァ」


若は微妙そうな顔で訂正をさせた。
なんだか自分がおひげダンテと言われている気分だ。


「夕方にまたここに来るって約束してるから、ディーヴァちゃんもダンテさんに会えるよ?」

「そっかぁ、楽しみー!あ、じゃあそろそろ時間だから…」

「バス停まで送んなくて大丈夫か?」

「だいじょぶだいじょぶ!行ってきます!」

「行ってらっしゃい、気を付けてねディーヴァちゃん」


にっこりと笑ったディーヴァは手を振りながら玄関を出ていった。