コラボ小説 | ナノ
 3日目 1

朝、鳥の囀る声でディーヴァは目を覚ました。


「ふわぁ…」


あくびをし、んー、っと背伸びをしていると、隣りで寝ていたリアラが身動ぎ、うっすらと目を開けた。


「ん…おはよう、ディーヴァちゃん」

「おはよう、リアラお姉ちゃん。ごめん、起こしちゃった?」

「ううん、いつもこれくらいに起きてるから」


そう言うと起き上がり、先程のディーヴァ同様に背伸びをすると、リアラはカーテンを開けて窓の外を見た。


「いい天気だね」

「うん、暖かくて気持ちいいよね」


笑って答えると、ディーヴァはベッドから下りる。


「さてと、朝ご飯の準備しようかな。あ、その前に、お姉ちゃんの服持ってこないとね」


昨夜洗濯してすぐ干したから、もう乾いているだろう。
頷いて、リアラはお礼を言う。


「うん、ありがとう、ディーヴァちゃん」

「お礼を言われる程のことじゃないって。じゃあ、服持ってくるね」

「うん。あ、ディーヴァちゃん、着替えたら私にも朝ご飯の準備手伝わせて」

「え、いいの?」

「うん、お世話になってばかりもよくないから、よかったら手伝わせて。あと、よければ今日の晩ご飯は私に作らせてほしいな」

「本当?じゃあ、晩ご飯楽しみにしてるね!」

「任せて。あ、ディーヴァちゃん、好きなもの言ってくれればそれ作るよ?」

「本当!?じゃあ、えーっとね…」


二人は楽しそうに笑いながら、しばらく今日の夕食について話しあった。