フォルトゥナから遥か遠く離れたとあるスラム街。
日が落ち、空が深い青に染まり始めたこの時刻、外に人は全くといっていいほどいない。その人気のない街の中を、何かを目指すようにすうっと青い光の球が横切っていく。
しばらくして、青い光の球は、ある一つの建物の前で動きを止めた。
少しの間何かを考えるように動きを止めていた青い光の球は、『Devil May Cry』と書かれたその建物の扉をすり抜けるように入っていった。




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