2500年を生きる魔獣。火と土（金属）の二つの属性を持っており、階位は『ゴールド』。だが、実力は『プラチナ』に相当する。別称は『死神(ラ・モール)』。本名は誰も知らないため、別称で呼ばれている。
鳥の姿に蜥蜴の頭をしており、幾重にも重なった刃のコウモリのような羽を携えている。体長は16m程と大きいが、鷹や鷲くらいの大きさになることもできる。自分で飛ぶのが面倒くさい時は弟子のルティアが操作するグロリオサにちゃっかり便乗している。人型の際は艶のある長い黒髪を高い位置に結い、薔薇と茨の特徴的なマスクをしている。目は金色。
ルティアの育て親。ルティアにはスパルタかつ時に鬼畜だが、彼女のことは何より真剣に考えており、密かに恋路を応援している、らしい。長い間生きてきて人々の偏見や奇異の目はよく知っているので、リアラには微妙に優しかったりする。そのため、リアラは彼女を尊敬している。
荒れた山岳地帯に住処の城を構えており、錬金術により生み出したホムンクルスの使用人が城の掃除や管理をしている。錬金術であらゆる貴金属を生み出すことができるので、普段はこれを使い生計を立てているらしい。
蛇腹剣『ウィルダネス』を武器として使用し、魔術による攻撃と組み合わせてじわじわと相手を追い詰めていく戦い方が得意。

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